騎馬戦にはコツや作戦が欠かせません。総当たり戦・一騎打ち、どちらも勝ち方を知らないと負けてしまいますよね。

1人でする競技ではないので、チームワークが大切。

でもコツや作戦といっても、具体的にどうすれいいかわかりませんよね?

私も毎年のように、甥っ子や姪っ子の運動会に呼ばれて騎馬戦を観覧しています。

見ていて思うのは、やっぱり生徒が目的をもって行動しているほうが強いということです!

個々の騎馬が役割を知っているチームは、圧倒的な強さで完勝するんですよね~♪

短いと1分もかからず勝敗が決まってしまうので、負けたチームは何が起こったのかわからず、呆然としてしまいます(^^;

かわいそうですが、きっと先生や生徒、保護者の中に詳しい人がいなかったんですね。



そこで、今回は騎馬戦で勝つためのコツや作戦を調べましたのでシェアさせていただきますね。

この記事を読んで、生徒に教えてあげればレベルアップ間違いなし!

最初にチームの組み方を説明して、そのあとに総当たり戦や一騎打ちのコツや作戦を解説します。

それでは、いっしょに見ていきましょう♪


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騎馬戦のコツ!作戦が勝敗を分ける


騎馬には役割を持たせましょう。同じ背丈で揃える、力が強いなどの条件で組むのでは不十分です!

騎馬の種類は2通り

騎馬を作るときは、次の2種類に分けるように考えてくださいね。

  • 足が速い騎馬
  • これは動きが速い騎馬です。背の高さは関係ありません。素早く動けるかどうかが大切です。

    実際には、この騎馬がフィールドを走り回って敵を分断させます。

    敵チームを2分させる方法は、後の章で説明しますね。

  • 背が高い騎馬
  • この騎馬は、背を高くしましょう。また、土台になる騎馬がしっかりしてることも大切です。

    最終的に、帽子をとったり、相手騎馬にぶつかってバランスを崩す役割を担ってもらいます。


    この2種類の騎馬は行動を共にします。そして、それぞれの役割は次の通りです。

    足が速い騎馬が相手をかく乱しているすきに、背が高い騎馬が帽子を奪う(^_-)-☆

    私が見てきた試合でも、強いチームは決して単独行動はしていませんでした。

    甥っ子は体重が軽かったので騎手だったことがありましたが、残念ながら連携上手な相手チームに背後から帽子を取られていました(^^;

    このように騎馬をタイプ別に分けておくと、次に説明する作戦をより効果的に進めることが出来ます。


    総当たり戦

    まずは、各チームの全騎馬が一斉にフィールドで戦う総当たり戦の説明から。

    大切なポイントは、

    相手チームを分断させ、騎馬を孤立させること!

    孤立させることに成功したら、前項で説明したように、素早い騎馬がおとりになって、そのすきに背が高い騎馬が背後から帽子を奪います!

    では、相手チームを分断するにはどうすればいいでしょうか?


    スタート地点は図のように、両チームスタートラインに並んでいます。

    ※赤丸を自軍とします



    スタートの合図とともに、2手に分かれ、フィールドの端から相手チームに近寄ります。

    相手チームに作戦が無ければ、バラバラと孤立していきます!



    そして、孤立したところを、複数の騎馬で囲んで帽子を奪ってしまいましょう!

    以前テレビで、この作戦を使った実験をしていたのを見たことがありました。

    体育系チームと文科系チームに分かれて試合をします。

    1回戦目は体育系チームの勝ち。その後、文科系チームにこの作戦を伝授したところ、2回戦目は文科系の圧勝という結果でした。

    相手の騎馬をいかに分断させるかがいかに大切かわかる実験ですよね♪

    次に、騎馬同士が接近したときの戦い方です。

    接近戦はこうして戦おう!

    相手と対峙する時に気をつけることがあります。

  • 正面からぶつからない
  • 騎馬は正面以外の場所から攻められるととても弱いです。側面や後ろに気をつけながら、敵の横や背後に回り込みましょう。

  • 1対1でぶつからない
  • 高さがあるほうがどうしても有利なので無理に戦わないことも大切。

    どうしても、1対1になってしまうなら様子を見ることも大切ですね。

  • ぶつかるときは騎手を持ち上げる
  • 背が高いほうが圧倒的に有利です。少しでも騎手が帽子を取りやすいように足場を持ち上げましょう。


    これらのポイントを踏まえると、理想の接近戦は次のようになります。



    足が速い2騎が相手正面、側面に向かっているうちに、背が高い騎馬が後ろから帽子を取るのが理想です♪

    2対1でも考え方は同じです。足が速き騎馬が正面で引き付けている間に、後ろから帽子を奪う戦法ですね!

    素早い騎馬の目的は相手を引き付けること。前後左右に動いてかく乱させてくださいね。

    帽子を取るのは、背が高い騎馬に任せてしまいましょう♪


    甥っ子は残念ながら、背後から攻められて帽子を取られていましたね(^^;

    事前に『単独行動はNG』ということを伝えていましたが、試合になると忘れてしまうんでしょうね~。


    これまで、総当たり戦について解説しました。

    学校によっては、総当たりではなくて一騎打ちで勝負を決めるルールもあります。



    一騎打ちは総当たり戦とは別物!

    逃げも隠れもできないので、ぶつかるしかありません(^^;

    作戦は次の2つ。

    土台(騎馬側)がメインで戦う

    騎手が戦うだけが一騎打ちではありません。

    もし、サークルの中で戦うルールであれば、体格がいい騎馬で押し出してしまうのもアリです。



    押し出すことが出来なくても、騎手がバランスを失っているすきに帽子を奪うことも可能。

    この場合は、味方の騎手は守りに徹することが大切。

    騎手がメインで戦う

    一騎打ちは、両手を組んで力勝負になることが多いと思います。こんな時は、

  • 親指と人差し指で、相手の帽子をつまみ取る
  • 力勝負の時は、細かな動きに気が付きにくいものです。

    夢中になっている相手に対して、冷静に指を器用に使って帽子を奪ってしまいましょう♪

  • 引いてバランスを崩させる
  • 腕力が均衡、あるいは負けそうなときは、ここぞというタイミングで一気に引いてみる!

    そうすると、相手は前のめりになってバランスを崩しますので、背後から攻めることが出来ますね。

    しかし、もっとも理想的なのは、相手を空振りさせて横から奪い取る戦法です。



    なんと華麗な騎手でしょう~。このように、上半身半身で帽子を奪うことが出来ればベストですね。

    騎馬戦は、横や後ろから帽子を奪うのが基本中の基本です!

    一騎打ちは、勝ち抜きが多いですよね。ですので、なるべく体力は温存しておきたいです。

    省エネ技で勝ちぬきましょう♪


    この章では、一騎打ちについて説明しました。


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    私は中学生の頃は、学年で一番太っていたので、もっぱら騎馬専門でした(笑)

    そのころは、ほとんど作戦も知らなかったので、とにかく『押すことだけ』を意識していました!

    それでもなんとか勝っていたのは、無意識に相手騎馬のバランスを崩していたからなんですね♪

    30年たって、はじめて知った真実でした(笑)


    まとめ

    騎馬戦のコツについて説明してきました。いかがでしたでしょうか?

    今回の内容を簡単におさらいしておきましょう!

    騎馬戦のコツ!
    【騎馬の種類は2通り】

  • 足が速い騎馬
  • 背が高い騎馬

  • 【総当たり戦】

  • 相手チームを分断・孤立させる
  • 正面からぶつからない
  • 1対1でぶつからない
  • ぶつかるときは騎手を持ち上げる

  • 【一騎打ち】

  • 土台(騎馬側)がメインで戦う
  • 騎手がメインで戦う

  • このようなことを解説してきました。

    今回リサーチして、「相手を孤立させるためにはどうすればいいか?」「一騎打ちに勝つにはどうすればいいか?」が、よくわかりました。

    自分の息子はまだ小学校低学年なので出番はまだ先ですが、高学年になった時に教えてあげようと思います!

    もしかすると、試合が始まると頭が真っ白になるかもしれません。そんな時は、『1対1では戦わないこと』だけ徹底させてくださいね。

    この記事を読んで、騎馬戦で勝てることを祈っています♪