私のように昭和生まれの保護者にとって、運動会は秋に行われることが多かったと思います。

しかし、現在は春に開催する学校も増えてきていますよね。

お姉さんニコニコ

そうそう、増えてるよね。でも、隣の小学校は春開催だけど、うちは秋開催だよね~


運動会がいつ頃に多く開催されるか学校によって異なるんですよね~。

実は、私が住んでいる市内でも、運動会がいつ頃に開催されるか異なります。

春に開催される子供を持つ友人は、これまで秋に開催されていたのが当たり前だったようで、「違和感があるんだよね~」と言っていました。

一般的になってきたとはいえ、私の友人のように春に開催されることに、違和感を持つ保護者もいるのではないでしょうか。


そこで、この記事では、

  • 運動会はいつ頃に多く開催されるのか?
  • 春や秋に開催することのメリットやデメリットは?
  • 全国的な傾向や地域によって差はないのか?

  • このような疑問に応えるべく調査しました!

    すると、春開催と秋開催におけるメリットやデメリット、そして地域によっても開催時期に傾向があることがわかりました。

    今回の調査結果をシェアさせていただきますね。

    それでは、最初の章では『運動会はいつ頃に多く開催されるの?』から、お伝えしますね♪

    運動会が開催されるのは何月くらいが多いの?


    今でこそ、春に開催される運動会も珍しくありませんが、一昔前までは、秋が一般的でしたよね。

    もしかすると私と同じように春開催の運動会を経験したことがない、しかもお子さんも秋開催だった、という方も多くいらっしゃるのではないかと思います。

    「春といっても何月にするの?」と疑問に思っちゃいますよね。

    最初の章では、何月頃に開催されるのが一般的なのか? またそれぞれの特徴をお伝えしますね♪

    春開催の運動会はいつ頃が多い?

    入学や進学後の5月や6月に行われます。

    「入学(進学)してすぐなのね!」と思われますよね(^^;

    クラスメイトと打ち解けていないのに、練習できるのかな?って心配しちゃいます。

    でも、打ち解けていないからこそ、運動会を通して早い時期に仲良くなれるということもあります。

    準備に1カ月くらいはかかるでしょうから、5月開催の場合は、入学や進学後すぐに運動会の準備が始まることになりますね。

    春開催の特徴としては次のようなことがあげられます。

  • クラスメイトの結束力を高める
  • 5月は天気がいい日が多い

  • クラス替えがあった学年は、まだまだクラスメイトとの仲が固まっていないのではないでしょうか。

    そんな、少しぎこちない雰囲気から結束力を高めるきっかけにもなりそうです。

    私のパパ友達は、「進学した息子がクラスでなかなか友達ができない」と悩んでいたことがありました。

    夏休み前には、だいぶクラスにとけこむことが出来たそうですが、もし運動会が春にあったらもっと早く打ち解けられたんじゃないかと思いましたね~(^^♪

    とくに人見知りする生徒さんにとっては、自然に仲良くなれるイベントになりますよね♪

    しかも、5月は天気がよい日が多いですね。気候に恵まれているということもこの季節の特徴ですね。

    次に、秋開催についてみていきましょう。



    秋開催の運動会はいつ頃が多い?

    2学期が始まった後、9月や10月に行われます。

    私の記憶では、2学期が始まってすぐに運動会の練習が始まった記憶があります。

    とくに高校生の時なんかは、応援合戦の練習を残暑の中、数時間もやっていた記憶があります(^^;

    秋の運動会の特徴としては、次のようなことがあげられます。

  • 体育の日(東京オリンピックが開催された日)に合わせた日程
  • 農作物の収穫が終わったタイミング

  • 体育の日は、10月の第2月曜日です。東京オリンピックの開会式の日ですよね。

    スポーツに慣れ親しむ意味がありますので、伝統的にこの頃に開催されるようになりました。

    そして、昔の運動会は学校のみならず、地域ぐるみで準備・参加する行事だったそうです。

    農業を営んでいた方が参加しやすいように、農作物の収穫が終わった9月や10月に開催さしていたんですね。

    つまり、繁忙期が過ぎたあとの、一段落した後に運動会が開催されていたということですね。

    春と秋の開催月と特徴を、表にまとめると次のようになります。

    開催月 特徴
    春開催 5月・6月
  • クラスメイトの結束力を高める
  • 5月は天気がいい日が多い
  • 秋開催 9月・10月
  • 体育の日(東京オリンピックが開催された日)に合わせた日程
  • 農作物の収穫が終わったタイミング

  • 運動会がいつ頃に開催されるか、春と秋に分けてお伝えしました。

    春はクラスメイトの団結力を高める意味があったり、秋は体育の日(東京オリンピックの開催日)にちなんで伝統を重視した時期ともいえるかもしれません。


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    次に、それぞれのメリットやデメリットについても確認していきましょう!

    春と秋に開催されるメリットやデメリットって何なの?

    最近は、秋に開催されるデメリットがクローズアップされて、春に開催される学校が多そうです。

    さっそくどんなメリットやデメリットがあるか確認していきましょう。

    メリット デメリット
    春開催
  • クラスメイトの結束力を高める
  • 5月は天気がいい日が多い
  • 6月は梅雨に入り雨が多い
  • 秋開催
  • 昔から慣れ親しんだ日程
  • 残暑がきつい
  • 受験勉強と重なる
  • 台風が重なると日程調整が面倒
  • 文化祭や合唱コンクールなどの行事と重なる

  • このように比較すると、春開催のメリットと、秋開催のデメリットが強調されているように感じますよね~。

    昔とは違って、夕方になっても気温が下がらない日が多いことを考えると、春開催が支持されるのもうなづけます!

    今年小学校に入学した息子に、「運動会楽しみだね~」と聞いてみたところ、「暑いの苦手だから練習がイヤ」と不満をあらわにしていました(^^;

    たしかに親としても、まだ体力がついていない小学一年生を、残暑の中練習させるのはやめてほしいと思う気持ちもあります。

    お姉さん疑問

    そうだよね。春のほうがいいかもしれない。でも、全国的な傾向はどうなのかな?


    次の章では、全国的な傾向と、地域によって差があるかどうか、をお伝えしますね。

    全国ではどんな傾向があるの?

    まずは全国的な傾向についてですが、調査機関によってけっこうばらつきがあります。

    6:4の割合で春開催が多いという結果だったり、またはその逆で秋開催のほうが多いという報告をしている機関もあります。

    全国の学校を網羅的に調べているのではなくて、ホームページだったり、アンケート結果をもとに調べているのでバラツキがあるんですね。

    いくつか比較してみましたが、『おおよそ二分している』といってもよさそうです。

    しかし、どの調査機関も、『年々、秋から春にシフトしている』という調査結果は一致しているので、数年後は春開催の割合が現在よりさらに多くなるのは間違いなさそうです。


    つぎに、ご紹介するのは、地域による割合です。

    一口に春や秋といっても、全国的に同じような割合なのでしょうか?

    それとも、地域によって差はあるのでしょうか?

    関東や関西など、地域によって差はあるの?

    調査したところ、地域によって差ははっきりありました!

  • 北海道や東北は春開催が圧倒的に多い
  • 甲信、東海、近畿、沖縄は、やや秋開催が多い
  • そのほかは、ほぼ二分されている

  • 北海道が春に多いのは、梅雨がないのと春のほうが天候がいいためです。

    東北も春開催が多いんですね~。

    関東などに比べて夏の気温が低いので、秋開催が多いんじゃないかと思っていたので、意外でしたね~。

    その他は、やや秋開催が多いか、あるいはほとんど二分している地域が多そうです。

    わかりやすいように、日本地図に反映させてみました。


    地図上に反映させてみると、特徴がはっきり出ますよね♪

    全国的に平均すると、二分している状況なんですね~。

    青枠の春開催とオレンジ枠の秋開催も同じくらいの大きさですし、その他は二分していますからね。


    最後の章では、『そもそもいつから運動会は春に開催されるようになったのか?』をお伝えします。

    春開催が始まったのはいつからなの?


    結論からいうと、『秋の大運動会』を『春の運動会』にシフトさせていったのが正しい解釈の仕方なんですね。

    地域にもよりますが、かつて、運動会は年に2回ありました。

  • 春の運動会
  • 秋の大運動会

  • 春は保護者は呼ばないで、平日に行われる小規模の運動会。

    一方で、秋の大運動会は、保護者を呼んで地域ぐるみで行う運動会。

    わざわざ『秋の大運動会!』というのもわかりますよね(^_-)-☆

    それが、時代の流れとともに、法改正や学校行事の多さから、年に一度に縮小されていったんです。

    お兄さんそうか!

    運動会が年に2回開催されていたとは知らなかったなぁ~


    そういえば、私が学生の時も『輝く栄光をつかみ取れ!秋の大運動会!』なんてスローガンがあったような記憶があります(^_-)-☆

    昔から春にも運動会をしていたということなんですね~(^^)


    いかがでしたでしょうか?運動会がいつ頃開催され、それぞれのメリットやデメリット、さらに地域差についてお伝えしてきました。

    それでは、今回の記事を改めて振り返っておきますね♪

    まとめ

    「運動会はいつ頃に開催されるのか?」それは、

    春:入学や進学後の『5月・6月』
    秋:夏休みが終わった『9月・10月』

    それぞれのメリットやデメリットは、次のようなものでした。

  • 春:クラスメイトの結束力を高めることができる
  • 秋:熱中症になりやすい時期だったり、受験勉強と重なる

  • 全国的な傾向としては、二分していますが、地域によって差がありました。

  • 北海道や東北は春が多い
  • 甲信・東海・近畿・沖縄は秋が多い
  • その他の地域は二分している

  • 私はたまたま秋開催の学校との縁が多いようで、春開催にはいまだに少し違和感を感じてしまいます(^^;

    でも、春開催もメリットがあることがよくわかりました(^^♪

    秋もデメリットもありますが『運動会らしさ』という点で、やっぱり引き継いでいきたいですよね(^^♪

    つい先日、髪を切ってもらった美容師さんに聞くと春開催の学校に通っていたと聞きました。

    やっぱり、学校によってそれぞれなんですね~。

    この記事を読んで下さった読者さんはどうでしたか、春でしたでしょうか?それとも秋でした?

    「うちは何月にやってたよ~」

    なんて感想をもらえるとうれしいです(^^♪