運動会の玉入れって簡単そうに見えてなかなか入らないですよね。
単純なルールだし誰でもできるので、ほとんど練習もしないですし。
でも、子供には「わたしはコントロールが悪いから無理!」って最初からあきらめてほしくないですよね~。
できれば、コツをつかんで他の生徒さん並みに入れられるようになってほしいし、さらにはチームが勝利すればもっといい!
そうだよね。最初からあきらめるなんてよくない!よくないよね。
といっても、「玉入れはコントロールが大切!」と思って、お子さんとキャッチボールなどをしてもあまり上達はしないと思います(^^;
玉入れには玉入れのコツがありますので、違う方向の練習をいくら積んでもあまり効果はないのです。
まずはこの記事を読んで必要な知識を教えてあげてくださいね♪
教えると言っても、難しいことは何一つありません。とてもシンプルです。
今回は、玉入れに必要なテクニックやチームワークはもちろんのこと、基本的なルールや練習方法についても触れています。
小学生のお子さんにもわかりやすいように図を使って説明していますので、ぜひ写真やイメージ図を見せてあげてくださいね♪
理解が深まると思いますよ!これまでとは見違えるほど玉が入るようになること請け合い!
それでは、玉入れのテクニックからご紹介しますね。
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運動会玉入れのコツ!テクニック編
運動会の玉入れでよく見かける光景に、カゴから離れた場所から片手でボールを投げているお子さんがたくさんいますよね。
でも、これって玉入れに限って言えば大変効率が悪いのです。
一つ投げては、しゃがんで拾わないといけないし、カゴから遠い場所から投げれば入る確率も減りますよね。
バスケットボールも同じですよね。近いほうが入りやすい。
心がけて頂きたいポイントは、5つあります。動作に合わせた順番で説明しますね。
イメージ図は投げる時の位置や狙う場所をわかりやすいように図にしてみました。
- かごから1メートルくらい離れた場所に立つ
- 両手で拝むように2~4つくらいもつ
- 両手で胸から押し出すように投げる
- かごの少し上を狙う
- ジャンプしながら投げる
それでは、1つずつつ見ていきましょう。
立ち位置は、カゴから1メートルくらい離れた場所から投げましょう。
思った以上に近いと思われるかもしれませんが、それ以上離れると、かえってかごに入る確率が下がります。
玉を一つずつ投げるのは効率が悪いので、最低でも2個は持つようにしましょう。
持ち方は、写真にあるように両手で拝むような感じです。
中学年や高学年のお子さんは手も大きくなってると思いますので、4つ持って投げるのがベスト!よくばって、たくさん持ちすぎるのも逆に投げづらくなってしまうのでダメですよ(^^)
このように持つと、コントロールしやすいんです。さて、玉を持ったら、投げる準備です。
玉を持った手を胸の前に持ってきて、そのまま上に押し出すように投げてください。
その時に拝むようにくっつけている手を早い段階で開くと、玉がばらけてしまって、かごに入りにくくなります。
そのため、なるべくかごに近いところで手の平を開いて、玉を押し出してくださいね♪
こうすると、まっすぐかごにストレートに向かっていくので入りやすくなります。
玉を投げる時に狙うべき入りやすいポイントは、カゴの少し上になります。
カゴの少し上から玉を落とすイメージです。
カゴへの最短距離ということだと、カゴの枠辺りということになると思いますが、ここを狙うと入りにくいんです。
ですので、カゴを直接狙うというよりは、少し上から玉を落とすイメージを持って投げるように指導してくださいね♪
投げる時は、できればジャンプしてくださいね。まず膝をまげ少しかがみ、『ジャンプと同時に手を上に押し出す!』です。
ジャンプするほうがカゴに近くなりますから、入る確率が上がるんですね。
「逆に態勢が崩れてコントロールしづらいのでは?」と思うかもしれませんが、両足でジャンプしますから、思ったより安定しますよ(^^)
小さなお子さんでも簡単にできる5つのテクニックをお伝えしました。実際に玉やカゴがなくても、家の中でもトレーニングできそうですね。
膝を曲げたりジャンプしたりしますので、真剣にすると結構疲れます。私は、連続して10回もできませんでした(^^;
健康にもよいので保護者の方も、ぜひお子さんと一緒に練習してくださいね。
解説したコツに近い動画があったのでシェアしておきます。
※2個投げる時は両手投げですが、1個の片手投げも含まれています。
それでは、次に『運動会玉入れのコツ!チームワーク編』をお伝えします。団体戦ですので、チームワークは大切ですからね。
運動会玉入れのコツ!チームワーク編
チームワークを発揮するためにやってほしいことは3つです。
- 役割分担
- かけ声をかけて一斉に投げる
- 東西南北から投げる
それでは、一つずつご紹介しますね。
ぜひ、役割分担を取り入れてください。メンバー全員が近くの玉を拾って、各々カゴをめがけて投げ込んでいる光景をよくみますが、はっきりいってチームワークが取れているとは思えませんよね。
役割分担は次のように3つにわけることができます。
- 投げる人
- 投げやすいように寄せる人
- 真ん中に集める人
それでは、役割ごとにご説明いしますね。
コントロールがよく、運動神経も高く、できれば背が高い人がいいですよね。勝敗を左右するので慎重に選びたいですよね。
投げる人が取りやすいように、足元に玉を集める役割になります。手に直接渡すよりも、地面に取りやすいように並べるのがポイントです。
地味なのに、一番疲れる役割です(^^;
散らばった玉を、投げる人の近くに片っ端から集めます。すばしっこい人が向いています。中腰の体制で動き回るので、体力もあったほうがいいですね。
そしてなるべく、ローテーションしてあげるものよいかもしれません。せっかくの運動会ですから、ずっと球拾いじゃかわいそうですもんね(^^;
次に大切なチームワークは、『かけ声をかけて一斉に投げる』です。
なぜ一斉に投げるのがよいかお分かりでしょうか?
それは、カゴの上で玉同士がぶつかり合って飛びすぎるのを防ぐことができるからです。
玉同士がぶつかるとその位置で落下しますから、ちょうどカゴの上でぶつかれば中に入ってくれるんですね。
そのため、タイミングを合わせて投げたほうが入る確率もグンと上がるというわけです!
次に、サポート役が玉を拾いやすいようにに投げる配置を決めることも大切です。
東西南北というのはたとえですので、方角は関係ありません。
なるべく投げる人が対角線上に位置したほうが、玉を集めやすいということです。
カゴを通り過ぎて落ちてしまった玉も、落下位置があるていど固まっていたほうが集めやすいですもんね。
このように、チームワークを駆使するのとしないとのとでは、勝敗を大きく左右しますので、積極的に取り入れていきたいところです。
最後に、簡単に玉入れのルールについても、触れておきたいと思います。
お子さんから「そんなのしってるよ!」っていう声も聞こえてきそうですが、スタート前に枠の中に入って審判に注意される生徒さんがいますよね。
はやる気持ちはわかるけど、フライングはよくないね~(^^;
スポーツマンシップにのっとって、正々堂々と望みたいものですよね♪
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玉入れのルール
それでは、改めて玉入れのルールを説明しますね。
- はじめは片手に1個ずつ、玉を2個持つ
- スタートの合図がなるまで、円の外で待機
- 開始の合図で、持っている玉を投げる
- 終了の合図まで、落ちている玉を拾って投げる
終了の合図がなったら速やかに投げるのをやめましょう♪
1点差で勝負が決まることもあるので、みんなでルールを守って悔いが残らない試合にすることが大切。
勝敗だけではなくて、モラル的なこともお子さんにしっかり教えておきたいことですね。
最後に練習方法です。短時間でもお子さんに慣れさせておいたほうがいいですよ!
練習方法
玉入れのカゴを持っているご家庭はほとんどないですよね。かといって、近くの学校から借りてくるわけにもいかないですよね。
カゴの高さはだいたい『180㎝~290㎝』。幅があるのは、小学校低学年や成人とでは身長が違うからです。
小学生ならば、200㎝~250㎝くらいでしょうか。実はこれくらいの高さが、とっても身近にあるんですよね~。
それは、『自宅の天井!』。天井は床からだいたい『210㎝~270㎝』くらいの高さになるんですね。
天井の1点を狙って、そこにめがけて投げるだけで、玉入れの練習になるんですね。
わが家の天井高は260㎝ですので、少し高めでしょうか。小学校1年の息子には、お手玉を持たせて練習させましたが、天井まで届きませんでした(^^;
でも、コントロールはついたと思いますよ♪短時間でもしっかり準備しておきたいですよね(^_-)-☆
それでは、これまでご紹介してきた玉入れのテクニックやチームワークについてまとめたいと思います。
まとめ
玉入れは、テクニックとチームワークの両輪がうまく働いてよい結果を生んでくれます。改めて振り返ってみますね。
【テクニック】
【チームワーク】
小学生の玉入れだからと言っても、あなどれないですよね~。実は全国大会まで開かれる奥が深い競技!
私の息子も単に投げればいいと思っていたようなので、とても教えがいがありましたよ。
この記事を読んで下さったお父さんやお母さんのお子さんが、玉入れで活躍できることを心からお祈りしています♪
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