うさぎのチャームポイントと言えば頭から生えた長い耳ですよね!
耳があることによってうさぎのかわいらしさがアップして、ますます大好きになっちゃいます♪
でも、どうしてあんなに長いのかな?
えっ?、考えもしなかったなぁ~
そんなうさぎの耳には、ちゃんとした役割があるんです♪
ただの飾りではなく、うさぎにとって重要な役割を果たしているのです。
そこで、うさぎの耳の役割について紹介していきます。
うさぎを飼う方にとって知っておいた方が良い知識なので覚えておきましょうね。
スポンサーリンク
うさぎの耳はどうして長いの?
うさぎの耳に役割にはこの3つがあります。
- センサーとしての役割
- 感情を表現している
- 温度を調整している
うさぎの耳は大きいですが、耳は大きいほど音を感じることができるので、うさぎの聴力は人間よりも優れています。
野生のうさぎの場合は広い草原に住んで草を食べていますが周囲は敵だらけです。
普通に生活していると他の動物に食べられてしまいます。
しかし長い耳があることで敵の接近を早い段階で確認できて、すぐに逃げることが可能です。
さらにうさぎの耳の状態を見ることによってうさぎの感情が分かるとも言われています。
感情表現
うさぎの耳の状態を見ることによって「喜怒哀楽」を知ることができます。
そのためうさぎをペットとして飼う方は、知っておくとうさぎと仲良くなりやすいでしょう。
僕の感情を読み取ることができるかなぁ~
勉強して、頑張るよ!
では具体的に耳がどういう状態で、うさぎがどんな感情になっているのか見ていきましょう。
喜
うさぎが喜んでいる時は耳がピンと立ち、目も通常よりクリっとするので分かりやすいです。
例えばエサ・おやつをあげようとしている時や、ケージからうさぎを出そうとする時に、うさぎの耳がピンと立つことが多いです。
これはうさぎが嬉しくてたまらない時の感情が耳に現れている証拠です。
この状態になるにはある程度うさぎと仲良くなる必要があります。
仲良くなれば、耳がピンと立つよ
そのためお迎えしてからすぐに見かけるのは難しいかもしれません。
怒
うさぎが怒っている時は耳を大きく広げます。
一見するとうさぎが喜んでいる時と似ているので、間違わないように注意が必要です。
うさぎが耳を広げている時は怒っていると同時に、警戒している証拠でもあります。
例えば聞き慣れないテレビの音や電話の音が鳴った時に、うさぎの耳が左右に広がっている状態が見られるでしょう。
さらにうさぎが前のめりになって、耳を斜め後ろに倒していると警戒態勢に入っています。
この時にうさぎに近づくとかまれる可能性もあるので、なるべく近づかず様子を見ましょう。
またうさぎをお迎えして間もない頃は警戒をしているので、基本的に耳が左右に広がっています。
他のペットに比べて警戒心が強いんだよ
この時にうさぎとスキンシップを取ると警戒されるので、うさぎの耳が落ち着くまでスキンシップを取るのは待ちましょう。
哀
うさぎが哀しいと感じている時は耳が後ろに倒れます。
表情もどことなく寂しそうな顔になっているので分かりやすいです。
うさぎは寂しがり屋なので、この状態を長い間続けているとストレスがたまります。
もしうさぎの耳がペタッと寝たら、一緒に遊んであげると良いですね。
ただうさぎの耳が寝る時はリラックスしている状態とも言われています。
この時にうさぎにかまいすぎると嫌われるので注意が必要です。
楽
うさぎが楽しんでいる時は耳が左右に向きます。
この状態もうさぎが怒っている時と耳の形が似ていますが、怒っている時は耳が左右に大きく広がっているので、それを見て判断すると良いでしょう。
怒っている時と似ているけど、間違えないでね~
うさぎの耳が左右を向いている状態は、一緒に遊んでいる時やご飯を食べている時に見かけやすいです。
またうさぎの耳は基本的に左右に向いた状態です。
お迎えから間もないとうさぎの耳は左右に大きく開きますが、徐々に耳が左右に開いていくでしょう。
こうなったら、うさぎがその家の環境になじんだ証拠です。
そのためうさぎが通常時に耳を左右に向け出したら、うさぎとスキンシップを取っても良いでしょう。
ご参考に、うさぎは耳以外にも感情を表現できるんですよ。
「鳴き声」や「しっぽ」「足ダン」などがそうなのですが、これらは個別に記事にしております。
うさぎの鳴き声って聞いたことがありますか? 声帯を持っていないので実際に声を出すことはできませんが、鳴き声の種…
うさぎのしっぽって短くて毛玉みたいで可愛いですよね。でも短すぎてどんな役割をしているのかよくわかりませんよね。…
うさぎを飼っていると足ダンをすることってありますよね。我が家でも初めて聞いた時はビックリしたのですが、知識がな…
こちらも合わせてご覧になってくださいね。
スポンサーリンク
体温調節
うさぎは長い耳から熱を逃がして体温の調節をしています。
人間の場合は熱くなると汗をかいて体温を調整していますが、うさぎはほとんど汗をかきません。
汗をかく代わりにうさぎは耳を使って体温を整えているのです。
うさぎの耳には血液が流れる血管が大量にあります。
その血管に涼しい風を当てることで、血液の温度を冷まして、体が熱くなることを防いでいるのです。
人間よりも体温調節が苦手だから気をつけてね
そっか、汗かかないもんね
もしうさぎを飼う方は、体温を調節させるためにも室内にエアコンや扇風機を設置しておきましょうね。
まとめ
うさぎの耳はセンサー・体温調節といった役割がありますが、ペットとして飼う場合はうさぎの感情を知ることができます。
喜んでいる時は耳がピンと立ち、怒っている時は耳が左右に広がり、哀しい時は耳が後ろにペタンと倒れ、楽しんでいる時は耳が左右を向きます。
耳の状態でうさぎの感情が必ず分かるわけではありませんが参考程度にはなるでしょう。
これからうさぎをお迎えするという方はぜひ参考にしてくださいね。
当サイトでは、この記事以外にもウサギに関することをたくさんご紹介しています。
飼い方から寿命や性格といった習性に関することまで、まとめている記事があります。
うさぎを飼う時って何を準備したらいいのか? 寿命は何年なのか? なついてくれるのか? などいろいろ疑問に思うポ…
数え方などの、雑学に関することもありますので、ぜひご覧になってくださいね♪