うさぎのしっぽって、丸っとしている独特な形が可愛いですよね~。
犬や猫と違って、とても短いので、あまりしっぽっていう感じもしませんよね(^^;
毛玉みたいでかわいい♪
ツンツンしたくなっちゃうよね
我が家で飼っているウサギのしっぽも、もちろん短いのですが、ピンと立っていたり振ったりすることがあります。
でも、そんなうさぎのしっぽには、ちゃんとした役割があるんですよ♪
この記事では、うさぎのしっぽにはどんな役割があるのか紹介していきたいと思います。
うさぎのしっぽから分かる気持ちについても紹介ているので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
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うさぎのしっぽの役割とは
うさぎのしっぽには2つの役割があります。
- コミュニケーションをとる
- 仲間に危険を知らせる
冒頭でも紹介したようにうさぎのしっぽは丸のように見えますが、実際の形は丸くありません。
うさぎの種類によって異なりますがスプーンみたいな形をしているのです。
うさぎのしっぽは見た目が丸いので知らない人も多いでしょう。
そしてたいていのうさぎのしっぽの裏は白っぽいです。
うさぎの種類には体毛が白色以外に、茶色やグレー色などいろいろいますよね。
しかしほとんどのうさぎが体毛の色に関わらず、しっぽの裏が白くなっているのです。
えっ、ウサギ飼ってるのに知らなかったよ~
私も知らなかった(^^;
そしてこのうさぎのしっぽの裏が白くなっていることが、しっぽの役割にも関わっています。
ではうさぎのしっぽがどんな役割を持っているのか見ていきましょう。
コミュニケーションをとる
うさぎはしっぽを振ることで仲間とコミュニケーションを取っています。
うさぎには声帯がないので基本的に声を発することはありません。
人間を含む他の生き物は何かしらの声を出すことで合図を送りますよね。
うさぎにはそれができないので、他の方法で仲間と合図をとる必要があります。
そこでしっぽの出番ということです。
しっぽを振っている姿を仲間に見せることでコミュニケーションをとっているんですね♪
中でも有名なのが求婚の時にしっぽを振る姿です。
オスのうさぎがメスにしっぽの裏側の白い部分を見せると求婚のサインになります♪
求婚の時は、しっぽの裏側をチラ見させるんだよ
へぇ~、大切な部分を相手に見せるから求婚のサインなんだね
うさぎが異性に対して自分の大事な部分をちらっと見せるのはかわいらしいですね。
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仲間に危険を知らせる
うさぎは身の危険を感じるとしっぽ立てて裏側の白い部分を仲間に見せます。
うさぎは草食動物なので弱肉強食の世界では弱者に当たりますよね。
他の野生動物に見つからないように注意しながら生きています。
さらにうさぎは声を出すことでコミュニケーションをとれないので、自然では弱者の中でも弱いと言えるでしょう。
そんなうさぎはより長く生き延びるためにしっぽの白い部分を使っています。
身の危険を感じたうさぎがしっぽの白い部分を見せることで、仲間に危険が迫っていることを知らせているのです。
そしてそれを見たうさぎも、他の仲間に危険を知らせるために、自分のしっぽの白い部分を見せます。
しっぽの裏の白い部分って、ウサギにとって大切なんだね~
生きるために欠かせないんだね
その結果、周囲にいるすべてのうさぎに危険が迫っていることが分かり、危機を逃れているということです。
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うさぎのしっぽから分かる気持ちとは
前述したように、うさぎのしっぽは主にコミュニケーションとしての役割があります。
一方で、実は飼っているうさぎのしっぽの動きで気持ちを理解することができるんです。
うさぎが「しっぽを上げている時」「下げている時」「振っている時」にうさぎがどのような気持ちになっているのか見ていきましょう。
しっぽを上げている
うさぎがしっぽを上げている時の気持ちは以下の通りです。
- 興奮状態
- 機嫌が悪い
- 何かが気になっている
例えばうさぎにご飯をあげる時は、興奮してしっぽを上げていることが多いですね~。
うさぎがご飯を食べられると興奮して、その勢いでしっぽも上がっている状態です。
私も好きなおかずだとめっちゃ興奮するよ
ラーメンやお肉だよね
他にもうさぎは怒っている時にもしっぽを上げます。
うさぎは警戒心が強いのでペットとしてお迎えしたばかりだと、しっぽを上げていることが多いです。
その他にも、うさぎは何かに興味を示している時にもしっぽを上げます。
たとえば、わが家だと新しいおもちゃをうさぎにあげると、うれしくてしっぽをグイっと上にあげます♪
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しっぽを下げている
うさぎがしっぽをだらっと下げている時はリラックスしている状態です。
例えばうさぎが寝ている時にはリラックス状態なのでしっぽは下がります。
また飼い主になついている時もしっぽが下げられているでしょう。
最初はうさぎのしっぽが立っていることが多いですが、徐々に下がっていって完全に下がり切ると飼い主になついた証拠です。
しっぽを振っている
この状態はうさぎがうれしい時です。
飼い主と遊んでもらえる場合やケージから出してもらえるときなど、うれしい出来事があればしっぽを左右に振ります。
中にはしっぽをぶんぶんと振るウサギもいるようなので、それほどうれしい出来事があるということです。
こうしたしっぽの状態で、気持ちがわかることがあるので、知っておいて損はないですよ~。
その他に耳の状態や鳴き声でも、気持ちを察することができます!
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まとめ
うさぎのしっぽには主にコミュニケーションとしての役割があります。
うさぎのしっぽの裏は白くなっていますが、それを他のうさぎに見せることで求婚や危険を知らせているのです。
またうさぎは感情が変化するとしっぽを上下左右に振ります。
しっぽの振り方によってうさぎの気持ちが分かるので、うさぎを飼っている方は、ぜひ覚えておいてくださいね!
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