うさぎを飼っている方は夜にうさぎが起きていたり、走り回っている光景を見かけることもあると思います。
このことからうさぎは夜行性と勘違いしている人も多いのではないでしょうか。
我が家のネザーランドも夜中に動き回ることがあるよね
そうだね、けっこう起こされるよね(^^;
夜行性の動物は夜に活動するので、夜に活動するうさぎを見るとそう思うのも無理はありません。
でも実はうさぎは夜行性ではないと言われています。
ではうさぎはどういった種類に分けられるのか紹介していきたいと思います。
後半にはうさぎが夜にうるさい時の対処法もあるので参考にしてくださいね♪
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うさぎ夜行性ではないって本当?
うさぎは夜行性ではなく薄明薄暮性という種類に分けられます。
あまり聞いたことがないですよね~。わたしも今回調べてみて初めて聞きました!
しかも、十五夜の夜は月でうさぎが餅つきしてるという、お話もあるくらいですもんね。
動物の活動時間と言えば、夜行性か昼行性(ちゅうこうせい)のイメージがありますよね。
夜行性の動物は夜に活動をして、昼間には寝るという特徴があり、昼行性の場合はその逆で、朝や昼に活動をして夜に寝ます。
人間の場合は朝や昼に活動をして夜に寝るのが基本なので昼行性の生き物です。
へぇ~、人間は「昼行性」なんだね
では薄明薄暮性とはどういった特徴があるのでしょうか。
夜行性の動物との違いを見ていきたいと思います。
薄明薄暮性の動物の特徴とは?夜行性とは何が違うの?
薄明薄暮性の動物は明け方と夕方に活動をしていて、それ以外の時間は起きたり寝たりを繰り返しています。
夜行性の場合は夜に活動をして、朝や昼はガッツリ寝るのでかなり違いますよね。
そんな薄明薄暮性の動物が生まれたのは、野生の中で生き抜くためだと言われています。
薄明薄暮性の動物にはうさぎや猫など、弱肉強食の中でも比較的弱い動物が多いです。
これらの動物は薄明薄暮性になるまでは昼行性や夜行性だと言われていました。
しかし昼や夜に活動すると敵に食べられる危険性があります。
そこで薄明薄暮性の動物は強い動物が寝る時間帯である明け方や夕方に活動を開始するのです。
大自然を生き抜くために、こんな習慣になったんだよ
この習慣が残っているからうさぎなどの薄明薄暮性の動物は、今でも明け方と夕方に活動をしています。
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うさぎはいつ寝るの?
薄明薄暮性のうさぎには2つの寝る時間帯があります。
- 朝10~17時頃
- 深夜から明け方まで
つまり明け方と夕方以外は寝る時間ということです。
ただこの間にずっと寝ているわけではなく、起きたり寝たりを繰り返して、合計して8時間程度の睡眠時間を確保しています。
その中でもうさぎの場合は朝10~17時頃の間にガッツリと寝る傾向があります。
そのため朝10~17時頃はあまり起きずに寝ていることが多いです。
起こさないよにしれもらえるとうれしいな♪
日中は活動している人も多いと思いますが、うさぎが寝ている邪魔をしないように注意しておきましょうね。
ただうさぎは飼い主の生活に合わせて寝る時間帯を変えるとも言われています。
うさぎの寝るタイミングが変わる!
うさぎを飼っている方の中には日中に働いている人も多いですよね。
そうするとうさぎを残して出社することに、不安を感じてしまうかもしれません。
しかしうさぎは飼い主に合わせて生活リズムを変えることがあるのです!
例えばうさぎは基本的に朝10~17時頃まで寝ていますが、飼い主が普通に過ごしていると音が気になって寝れません。
その結果飼い主と同じように朝や昼に活動をして夜に寝ることもあるのです。
実際、わが家のウサギは、夕方から20時くらいまで娘や私と遊んでいることもしばしばあります♪
ちなみに、ウサギが睡眠についても詳しく解説している記事があります。
うさぎを飼い始めた時って、「いつ寝てるんだろう?」って不思議に思いますよね。夜中も起きてるし、目をつぶらないで…
こちらもよかったらご覧になってくださいね!
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うさぎが夜にうるさい時の対処法
うさぎは基本的に夜は寝ていますが、寝たり起きたりを繰り返すので場合によっては起きていることもあるでしょう。
この時にうさぎによって走り回ったり、暴れることがあります。
そうすると自分も寝れなくなりますが、状況によっては近所迷惑にもなりかねません。
うさぎが夜に動き回る原因はケージが汚い、縄張り意識などに不満を感じていることが多いのです!
そのためうさぎを落ち着かせるためにはうさぎの原因を取り除く必要があります。
ただそれでも治らないこともあるので、うさぎが動き回る対処法について紹介していきます。
走り回る時の対処法
うさぎが夜に走り回る時はケージにカバーをかけると改善される可能性があります。
これはうさぎは辺りが真っ暗になると落ち着きやすくなるという特徴があるからです。
暗いと落ち着くよね~♪
例えば自分が寝る前にはケージに薄手のシーツや布をかけてあげると良いでしょう。
この時に厚手の布をかけるとケージ内の温度が上昇して危険なので注意が必要です。
暴れる時の対処法
うさぎが夜に暴れる時は普段、ケージに出している時間を短くしましょう。
うさぎがケージで暴れる原因は自分の縄張りだという認識がないからです。
うさぎは縄張りで寝る習性があるので、ケージを自分の縄張りだと思わせる必要があります。
そのためにはうさぎをケージに入れる時間を長くすることがポイントです。
縄張り意識が部屋にならないようにしてね
そうすると徐々にうさぎがケージに縄張り意識を持って、夜に暴れなくなりますよ!
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まとめ
うさぎは夜行性と思われがちですが薄明薄暮性です。
薄明薄暮性の動物は明け方と夕方に活動をします。
そのため夜は基本的に寝ていますが、うさぎは夜に寝たり起きたりを繰り返しています。
うさぎは夜に起きていることもあるので、夜に暴れるかもしれません。
その場合はうさぎが何かに不満を感じていることを意味するので、その不満を取り除いてあげましょう。
当サイトでは、この記事以外にもウサギに関することをたくさんご紹介しています。
飼い方から寿命や性格といった習性に関することまで、まとめている記事があります。
うさぎを飼う時って何を準備したらいいのか? 寿命は何年なのか? なついてくれるのか? などいろいろ疑問に思うポ…
数え方などの、雑学に関することもありますので、ぜひご覧になってくださいね♪