小学1年生の息子にアクリル絵の具を買ってあげました。
本当は学校で絵を描くために購入したのですが、レジンをよく作っている僕にとっては、

おおーっ、これはきっとレジンに混ぜるといい色が出るかもしれないぞ
と息子よりも先に開封してしまいました(^^;
でも、そもそもレジンにアクリル絵の具を混ぜてもいいのだろうか? と不安になっちゃいますよね。
僕も意気込んではみたものの、少し心配ではありました。
実際に塗ってみて、きちんと守ることを守れば、『にじむ・固まらない』などということはありませんでしたよ♪

僕と同じように不安な方もいらっしゃると思いますので、アクリル絵の具を塗る方法についてシェアさせていただきますね。
- 下地として塗る
- レジン液に混ぜて塗る
この2つの方法を解説していきます。
記事の最後には、アクリル絵の具の特性についても触れています。
多く混ぜると固まらない理由もお分かりになると思いますよ!
それではいっしょにみていきましょう~。
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レジンでアクリル絵の具を塗る(下地編)
最初に台座の下地として塗る方法を解説していきますね。
とはいっても、アクリル絵の具を塗るだけなので極めて簡単ですが(^^;
アクリル絵の具を塗る(下地編)必要な道具と材料
最初に必要な道具と材料をお伝えしておきますね。
必要な道具
- UVライト
- 筆
- 爪楊枝
次に必要な材料です。
必要な材料
- アクリル絵の具
- レジン液
- 台座
- ラメやシールなど
100均にもレジン液は売っていますが、こちらのレジン液がすぐに乾くのでおすすめですよ~。
では、次の章からアクリル絵の具を塗る手順を解説してまいります。
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アクリル絵の具を塗る(下地編)手順
それでは、台座に下地として塗る手順を解説していきますね。
1.マステ台に台座をセットする
最初にミール皿が動かないようにマステ台の上に台座をセットしてくださいね。

2.アクリル絵の具を塗る
ブルーを塗ってみました。台座の底が見えないようにしっかり塗ってくださいね。



そして、1時間程度乾かしてください。

ドライヤーを使えば5分~10分程度で乾かすことができると思います
3.表面をコーティング
レジンを塗って表面をコーティングしてください。


いかがですか?
にじむこともなく、しっかり硬化もしていますよね♪
十分にアクリル絵の具を乾かせば、にじむこともなく下地として使えますよね。
このままだとちょっと寂しかったので、最後にラメやシールでデコレーションしてみました。

ずいぶん印象が変わりましたよね~。やっぱりレジンはキラキラさせたほうがいいですね♪
次に、アクリル絵の具をレジン液に混ぜて使ってみます。
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アクリル絵の具をレジン液に直接混ぜる手順
今度はシリコンの方の中で直接混ぜて硬化してみます。
1.レジン液を入れる
シリコン型内にレジン液を入れます。

2.アクリル絵の具を入れる
次にアクリル絵の具を少量入れてよくかき混ぜてください。混ざったら硬化してください。



混ざったら、硬化します。60秒でしっかり固まってくれました。

光を透過させてみましょう~。こうやってみると、けっこう粒子が見えちゃいますね(^^;
ただこれはかなりアップにしているからで、実際は気になるほどでもないと思います(^^♪

では、透明感を確認してみましょう~。
下の文字が薄っすら見えるのがわかると思います。透明感はまずまずといったところですね。

POINT
アクリル絵の具は本当にちょっぴり入れるだけで十分です。
なぜなら、アクリル絵の具はレジン液に溶けず混ざっている状態だからです。
小さな粒が散らばって色がついているように見えているだけなのです。
ですので、アクリル絵の具が少ないほうが、当然粒は目立ちませんし透明度も高いです。
それと、レジン液は紫外線が当たって硬化します。
ところが、この小さな粒がたくさんあると影になって紫外線が奥まで届かなくなり硬化しづらくなるということも起きてしまいます。
色々な角度から照射するなどして硬化する必要があるということになりそうですね。
さんざんレジンに使った後、アクリル絵の具は息子に返しておきました(^^♪
ここまでアクリル絵の具を使った着色方法をお伝えしてきましたが、他の素材でも着色する方法がたくさんあります!
100均やマニキュア、定番の宝石の雫まで、レジンの着色方法をたくさん紹介しています。気になる透明度も一覧で比較できるから一目瞭然! ぜひのぞいてみて下さいね♪
レジンの着色方法って、いろいろ種類があって迷ってしまいますよね。どんな素材を使うのがいいのかよくわからない方が多いと思いますので、7種類の素材を使って着色方法や透明感の比較をしてみましたよ! よかったらご覧になってくださいね♪…
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
レジンでアクリル絵の具を使った塗り方を解説してきました。
今回の記事内容を簡単に振り返っておきますね。
【アクリル絵の具を塗る(下地編)手順】
- マステ台に台座をセットする
- アクリル絵の具を塗る
- 表面をコーティング
アクリル絵の具を塗ってみた感想としては、下地としては全く問題なしです。
でもレジン液に混ぜる場合は『厚みが薄くて透明度が高い』作品に向いていると感じました。
ご参考になりましたでしょうか?
この記事がアクリル絵の具を使ってみたい、と思っている方の参考になると嬉しいです!