昆虫はアタマ・ハラ・ムネの3つからなるということは学校で勉強するので知っている人も多いでしょう。

でも昆虫がどこで呼吸しているのは知っていますか。昆虫も動物なのでさすがに呼吸をしていないということはないでしょう。



弟へぇ

昆虫にも鼻や口で呼吸をするの?

夫にこ

いや、それはちょっと違うんだよね~。詳しく教えてあげるね!


人間の場合鼻や口で呼吸することができますが、昆虫の場合はどうなのでしょうか?

そこで昆虫の呼吸の仕方について、詳しく紹介していきたいと思います。

後半には昆虫ごとに呼吸する場所を紹介しているので覚えておくと良いでしょう。


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昆虫の呼吸方法

昆虫の呼吸でポイントになる点は二つです。

  • 「気門」という場所で呼吸をしている
  • 人間と違って「肺」がない

一つずつ詳しく見ていきましょう~。

【「気門」という場所で呼吸をしている】
弟へぇ

気門って何?

夫にこ

これから詳しく解説するね

昆虫は「気門」という場所で呼吸をしています。
分かりやすく人間でいうと、気門が口や鼻に当たります。

人間は、そこから空気を吸うと体内に酸素が行き渡って呼吸をすることができます。そして酸素が取り入れられて不要になった二酸化炭素は気管を通して体外に放出されます。

そして吸った後に空気を吐きだすと口や鼻から二酸化炭素が出ていきます。

しかし一方で、昆虫の場合は、鼻や口ではなくて、気門という場所から空気を取り入れています。

まず、この点が人間と大きく異なる点になりますね!

【人間と違って「肺」がない】
人間の場合は、取り込んだ空気は一度肺に入り、そこから血液に混ざって全身に行き渡ります。

しかし、昆虫の場合は、人間とは異なり、気門から取り込んだ空気を「気管」という管を通して、全身に送られます。

ですので、昆虫には「肺」がないんですね~。

このように気門から酸素を取り入れて体内にある気管が酸素を通って昆虫の体内全身に行き渡る仕組みです。

昆虫の呼吸の仕組みは基本的に人間と変わりません。

呼吸をする場所が異なるだけです。では昆虫が呼吸をする気門はどこにあるのでしょうか。

昆虫にある気門の場所とは


気門は基本的に昆虫の側面にあって、昆虫によって数が異なり、たいていの昆虫にはムネやハラに複数の気門があります。

人間の場合は口と鼻だけにしかありませんが、昆虫は全身にあるのでこの点は人間と大きく違っていますね。

また気門の場所によって大きさや形が微妙に異なっています。

同じ虫でもこういった所に個性が現れているので、その違いを見るのも楽しみの一つです。

昆虫の気門はどうなってるの?

昆虫の気門には種類によって異なりますが、一般的に毛が生えています。

毛にはゴミがはいらないようにする役割があるのです。人間でいうと鼻毛と一緒ですね。

人間も鼻毛があることでウイルスなどの異物が入らないようになっています。

また気門には筋肉が付いていて、開けたり閉じたりすることも可能です。

空気を取り入れる時には気門を動かすという特徴があります。


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昆虫の気門をふさぐとどうなる?

昆虫の気門はふさがると呼吸ができなくなって死にます。

人間も口と鼻をふさがれると呼吸ができなくなるのでそれと同じことですね。

この気門がふさがると昆虫が死ぬという特性を生かして、開発されたのが殺虫剤です。

殺虫剤の仕組みとは


殺虫剤をかけると何となく昆虫が弱ると思っていませんか?

実は多くの殺虫剤には昆虫の神経細胞に働きかけて筋肉の動きを弱らせる効果があります。

そのため殺虫剤をかけられた昆虫は気門を動かす筋力が低下して、気門がふさがってしまい、そのまま死んでしまうということです。

また中性洗剤をかけると昆虫が死ぬと聞いたことがあるでしょうか?

これも殺虫剤と同じシステムで、中性洗剤が気門をふさいで、窒息させることで死んでしまうのです。

人間が長時間水では呼吸できないのと同じ仕組みですね。

昆虫の気門はこのような仕組みになっているので、ゴキブリなどの害虫が家に現れた時には中性洗剤を利用してみるのも良いでしょう。


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昆虫別に呼吸をしている場所を紹介!

ここからは昆虫別に呼吸をする気門の場所を紹介していきます。

昆虫によってどれくらい異なるのか見ていきましょう。

カブトムシ


カブトムシの気門はお腹の両わきに9対ずつ計18個もあります。

少し特殊な気門をしていて、気門をふさぐような形です。

なぜ呼吸をする気門をふさいでいるのかというと、カブトムシの幼虫が土の中にいるからだと言われています。

土の中にいるのに気門が全開だと土が入って窒息してしまいますよね。そのため気門をふさぐようなふたが付いているのです。

トンボ


トンボの気門はムネの中と後部分にそれぞれ1対ずつ計4個あります。

そしてトンボの場合は成虫と幼虫(ヤゴ)で呼吸方法が異なるので気門の役割も変わります。

ヤゴは主に水中で生活しているため気門が必要ないように思えますよね。でもヤゴにも気門が合って普段は水が入らないようにふさがれています。

そしてヤゴがトンボに羽化する間近にヤゴが気門を開いて呼吸をするようになるのです。

ヤゴが気門を開いて呼吸していると羽化するタイミングが分かりますね。

クモ


クモの場合実は昆虫ではなく、節足動物ため気門はありません。

クモはアタマとムネが一緒になったパーツとハラの2つからできています。

そして気門の代わりに書肺というものが付いていて、気門と同じような働きをしているのです。

その書肺がクモには1~4対あって呼吸をしています。

クモを除いて2種類の昆虫にある気門を紹介してきましたが、いずれも場所が異なっているので、いろいろな昆虫の気門を探すのも楽しそうですね。


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まとめ

昆虫には呼吸をするために気門があって、人間でいう鼻や口で呼吸するような役割を持っています。

昆虫によって気門の場所や数が微妙に異なりますが、基本的に気門があるのはムネやハラです。

また同じ昆虫でも気門の形が微妙に異なるので、その差を見るのも昆虫採集の楽しみ方の一つです。

昆虫採集が趣味だという方は気門を見てみるのも良いですね。

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