ある日、小学生の息子が「トムとジェリー」をテレビで見ていて大笑いしていました。

僕が見ていたのは1980年代だったので、「へー、今でもやってるんだ」と懐かしくなり、その間にはたして最終回があったのかどうか気になりました。

そこで、トムとジェリーの最終回について存在するのかどうか、存在するのならどんな物語なのかを調査しました!

記事後半はYoutubeの動画URLも掲載していますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね~。


スポンサーリンク

トムとジェリーの最終回

トムとジェリーの最終回は衝撃的かつ感動的な展開を見せます。

トムとジェリーといえば、1940年に放送が開始された歴史のある作品で、トムとジェリーの追いかけっこによるドタバタ劇が魅力的です。

通常回では頭脳明晰なジェリーが、トムから逃れる様子が面白おかしく描かれています♪

2匹の登場人物で盛り上げてくれたトムとジェリーですが、最終回はなんとトムが現れません(*_*)

今まで2匹で楽しませてくれた作品だったので、この時点でかなりのインパクトがありますよね。

なぜトムが最終回に登場しないのかというと、自らの死期を悟ったからです(>_<)

最終回でトムは姿を消す

トムは猫のキャラクターですが「猫は死期が近づくと姿を消す」という都市伝説を聞いたことがありませんか?

猫は自分の死期を的確に把握できる生き物で、不意にどこかに行って最期を迎えると言われています。

トムも自らの死期を悟って、ジェリーのもとから姿を消したのです。

つまり、トムとジェリーの最終回でトムは人知れず死亡しました。

今までがコメディ全開の内容だったので、かなりショッキングな展開ですよね。

トムが死んだことをなんとなく悟ったジェリーは、トムから追いかけられるという日々から解放されました。

今までとは違って誰かに追いかけることなく、好きにチーズを食べることができます♪

トムがいなくなったことでかなり自由になったジェリーですが、やはり張り合いのある相手がいないと寂しいと感じてしまいます。

トムとジェリーは敵同士ですが、追いかけっこを通して固い絆が結ばれていたとわかりますね♪

最初の方こそ悲しんでいたジェリーですが、すぐにトムの存在を忘れてしまいます。

暇になったジェリーは、トムの代わりになるからかいがいのある猫を探す旅に出ました。

するとすぐに、トムのようなノロマな猫を発見しました。

新しい刺激を見つけて喜ぶジェリーですが、トム以外の猫と出会ったことでジェリーは悲しい最期を迎えます。


スポンサーリンク


残されたジェリーの最期

ノロマそうな猫を見つけたジェリーはさっそく猫にわなを仕掛けました。

わなを張ったジェリーは相手をおびき寄せるために、猫の前に姿を現します。

ジェリーは「さあ来い!わなに仕掛けてやる」という強気な意気込みでしたが、ジェリーの姿を見た猫は豹変しました。

ノロマな見た目をしている猫でしたが、ネズミの姿を見ると目が光り、ジェリーを長い爪で襲います。

ジェリーはとっさの出来事に対応できず、悲鳴を上げて最期を迎えました。

そしてジェリーは今際の時にトムと再会して、今まで手加減されていたことを知ります。

真実を知ったジェリーは「バカ猫のくせに生意気だ」と言って息を引き取りました。

トムとジェリーが死亡して最終回は終わります。

しかし、物語のラストでは天国で再会し、あの頃のようにドタバタ劇を演じるハッピーエンド仕様となっています。

トムとジェリーの最終回はショッキングでもあり、感動的でもあります(T_T)

まさか最終的に2匹とも死亡するとは思いませんでしたね。


スポンサーリンク


この話は本当なの?デマなの?

かなり衝撃的かつ感動的なトムとジェリーの最終回ですが、実は正しいシナリオではありません。

先ほどご紹介した悲しい最終回は、日本人がスピンオフ作品で作成したと言われています。

スピンオフ作品は誰が何の意図で作成したのか不明ですが、その衝撃的な内容から多くの人の心をひきつけました♪

たしかに今までの作風と違った最終回を見せられると驚くのもわかりますよね。

多くの人が衝撃を受けたので、日本人の作成したスピンオフ作品がトムとジェリーの最終回だと認識されるようになったということです。

ちなみに、トムとジェリーのアニメを作成しているワーナーブラザーズは、いまだに最終回を発表していません(*_*)

トムとジェリーは1940年に公開されたアニメですが、約80年以上も続いている計算になります。

日本のアニメで歴史のある作品と言えばサザエさんですが、あのサザエさんですらアニメが始まったのが1969年です。

サザエさんも歴史のある作品と評価されていますが、トムとジェリーと比べるとまだまだですね♪

このようにトムとジェリーの最終回はいまだには発表されていないので、だまされないように気を付けましょう。

トムとジェリーの最終回はデマでしたが、それにしては非常にクオリティの高い作品ですね。

脳裏に刻まれるくらいのクオリティだったので、スピンオフを作成した人はすごいです♪


スポンサーリンク


タイトル名「本当の夢よもう一度」は最終回なの?

日本人が作成したトムとジェリーの最終回は「本当の夢よもう一度」というタイトルでしたが、実は本編でも登場します。

しかし、本編の「本当の夢よもう一度」は最終回ではなく、内容もまったく別物です(*_*)

本編のストーリーは「トムとジェリーが巨大なブルドックに襲われて地中に埋められてしまう」という内容になっています。

あらすじだけ聞くと衝撃的な内容ですが、ブルドックに襲われている物語は夢だったという展開が続きます。

いわゆる日常回的な内容になっていて、日本人が作成した最終回ほどの物語性はありません。

ただ、本編の「本当の夢よもう一度」はトムとジェリーの短編アニメ集第1期の最後の作品です。

そういった意味では最終回にあたりますが、物語はその後も続いているのでやはり本編の「本当の夢よもう一度」は最終回とは言えないでしょう。

本編のストーリーは内容があまり濃くないからこそ、日本人の作成した最終回が大々的になったのかもしれませんね♪


スポンサーリンク


動画や映像のご紹介

トムとジェリーの最終回の映像がこちらです。

ご紹介したように衝撃的なストーリーに仕上がっていますね。

トムとジェリーに強い思い入れがある場合は、この動画を見ただけで泣けてくるのではないでしょうか(T_T)

ちなみに本編の「本当の夢よもう一度」は以下のような内容になっています。

本編の場合はいつも通り笑える内容になっていますね♪

実際に映像を見てしまうと、日本人が作った方が物語として面白いので最終回と呼ばれる理由もよくわかります(^-^)


スポンサーリンク


以上、トムとジェリーの最終回をご紹介してきました。

誰でも一度は見たことがあるアニメということで、最終回を調べましたが、公式ではないけれど、とても記憶に残るいい話でしたよね。

いつか本当にアニメ化してほしい気がしました。