子供と映画を見終わった後に「パパ、これって本当にあった話?」と聞かれて、自分も気になったので調べてみました。

日常を描いていることもあって、身近に感じるから実話のように感じますね。

実のところはどうなのでしょうか?

また、海外での評判も気になるところです。

この記事では、「この世界の片隅に」が実話かどうか、海外での評価はどうなのか、について詳しくご紹介しますね。


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「この世界の片隅に」は実話なの?

「この世界の片隅に」は実話ではありません。

原作者のこうの史代さんが作り出したフィクションになります。

よく「この世界の片隅に」は実話だと言われますが、実話だと思えるほどリアルな描かれ方だからです(^^)

例えば、主人公のすずが右腕を失うシーンや戦争によって精神がすり減っていく様子はリアルに描かれています。

リアルすぎる描写が秀逸だから、多くの視聴者の心に刺さったのでしょう♪

ちなみに、「この世界の片隅に」はこうのさんが戦争中の暮らしを徹底取材して手に入れた情報が盛り込まれています。

「この世界の片隅に」は作られた世界観ではありますが、実際の情報をもとにしているので完全な空想物語ではありません。

しかしまさか「この世界の片隅に」が実話でないのは意外でしたね。

リアルすぎるシーンの連続なので、実際に経験したことを描写していると思っていました♪


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海外での反応は?

「この世界の片隅に」の海外の反応は以下の通りです。

  • 死が迫る中でしっかりと生きるヒロイズムに感動した
  • 日本人の本質が垣間見えて興味深い
  • 独創的なシナリオと登場人物に魅了された
  • 絵のタッチが独創的で引き付けられる
  • 戦争アニメなのに日々の生活に焦点が当てられていて面白い

このように海外からの評判も良いです(^^♪

さらに、ロサンゼルスのタイムズ紙では「映画の持つ世界観や細部の描写に引き付けられる」と高く評価されていました!

他にも、北米最大の日本映画祭でもクロージング作品として上映されています。

「この世界の片隅に」の人気は、日本国内だけの話ではないようですね♪

さすがは興行収入が20億円を優に突破しているだけあります。


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「この世界の片隅に」はここがすごい!

日本国外から評価の高い「この世界の片隅に」のすごいところは主に5つあります。

  • 戦争をテーマにした日常の描写
  • 原作3巻分を詰め込んだ展開の速いスピード感
  • サスペンス映画としても秀逸
  • 綿密に練られている時代設定
  • 主人公の声を当てるのんの演技力

では、5つのすごいところを順番に解説していきますね。

戦争をテーマにした日常の描写

「この世界の片隅に」は戦時中の広島を舞台にした作品です。

戦争を描いた作品は、過去にさまざまなものがつくられていますよね。

しかしいずれも、あくまで戦争をメインに描いていることが多いです。

過去の戦争映画は、戦争がもたらす悲惨な結果や戦争と戦う主人公たちの勇敢な姿を描写していることが多いですよね?

一方で「この世界の片隅に」は、戦争の中にある日々の生活が優しいタッチで描かれています。

何の情報もない状態で見れば、まさか戦争をテーマにしているとは思わないでしょう♪

日常系作品のタッチと展開で日々の生活を描写し、そこから一気に戦争シーンに移ります。

そのギャップに衝撃を受ける人も珍しくありません(*_*)


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原作3巻分を詰め込んだ展開の速いスピード感

「この世界の片隅に」はシーンの展開が早い作品です。

最初はゆったりとしたスピード感で進みます♪

しかし、後半になるにつれて展開が早くなり、最後は息をもつかせぬ展開です。

「この世界の片隅に」は原作漫画が3巻分ありますが、ほとんどのエピソードが映画に盛り込まれています。

上映時間が126分ですが、そこに漫画3巻分の内容が詰め込まれていると考えるとすごいですよね♪

アニメ映画としては約2時間の上映時間は長いですが、展開が早いので間延びしている感じはありません。

無駄が一切ないので、最後まで集中して視聴できるでしょう(^^♪


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サスペンス映画としても秀逸

「この世界の片隅に」は広島県に原爆が落とされる前の時代からストーリーが開始します。

最初は昭和18年から20年の2年間が一気に描写されます。

平和な状態から悲惨な昭和20年8月6日まで着実に時間が進められていくのです!

しかし、すずたちは後に広島に原爆が落とされることを知らずに日々を送っています。

視聴者は原爆が落とされる日々を見守ることしかできません。

登場人物が知らない事実を視聴者が理解している」といった作り方は、サスペンス映画のようです。

すずたちは原爆が落とされる日までにどのような生活を送り、そして当日には何を感じるのか目が離せません。

また「この世界の片隅に」は作中に年月日が表示されます。

原爆の日を知っている視聴者からすると、来る日が刻一刻と迫ってきている感じが緊張感を高めるんですね。

綿密に練られている時代設定

「この世界の片隅に」は当時の街並みを見事に再現しています。

どこかノスタルジーを感じられる内容になっていて感動的です。

時代設定が秀逸なのは「この世界の片隅に」で監督を務める片渕須直さんの力が大きいです。

片渕須直さんは過去に「魔女の宅急便」の演出補佐を務めていたことがあります。

過去のさまざまな経験が「この世界の片隅に」に詰め込まれていて素晴らしい世界観です。

片渕須直さんいわく、当時の街並みを再現するために、深夜バスで何度も広島を訪れたそうです。

そのうえ、広島の街を歩いて、実際に戦争を経験した人から生の声を聞きました。

片渕須直さんの作品に対する愛が伝わってくるエピソードですね。

高い技術力と作品への愛があるからこそ、素晴らしい作品に仕上がったのでしょう。


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主人公の声を当てるのんの演技力

「この世界の片隅に」の主人公すずは、女優・のんが務めています。

のんはかつて能年玲奈という女優名で活躍していた有名な女優です。

過去には能年玲奈の名で、朝の連続テレビ小説ドラマにも主役で出演していました。

朝ドラでは見事な演技力を発揮して話題になりましたが、その高い演技力が「この世界の片隅に」でもふんだんに活かれています。

のんは「この世界の片隅に」で主人公のすずと同化したような演技を見せています。

レベルが高すぎて、もはやテクニックがうまいという次元では語れません(@_@)

「この世界の片隅に」は多くの人の心に刺さりましたが、その活躍にはのんの秀逸な演技力も大きく影響しているでしょう。

「この世界の片隅に」は多くの人に愛されているだけあって、一言では語れないような魅力があります♪

魅力があふれすぎて、時間を忘れて「この世界の片隅に」の世界観に没頭できるでしょう。


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「この世界の片隅に」が実話かどうか、海外での評価をご紹介してきました。

一見すると、生々しい表現が多いので、実話かと思ってしまいますが、フィクションだったんですね。

しかし、同じような体験をしている人がたくさんいることは想像できるので複雑な気持ちになりますね。

「この世界の片隅に」に関する記事は、こちらにまとめています!

ぜひ、ご覧になってくださいね♪