スライムの材料にはコーンスターチが必要、ということを聞いたことがある方も多いと思います。
同じ粉でも小麦粉や片栗粉でしたら、常備しているとご家庭がほとんどだと思いますが、意外とコーンスターチって台所にないですよね~。
私も妻に聞いてみたところ、案の定コーンスターチはありませんでした。
それって、クッキーやパンを作るときに使う粉じゃない?
そんな状況だったので、あわてて買ってきたのですが、近くにスーパーがなかったりすると、わざわざ出かけるのも面倒ですよね。
そこで、今回は『コーンスターチを使ったスライムの作り方』の解説と、『代用できる粉は何なのか?』を実際に作って検証してみました!
試した粉は次の3つ。
- 片栗粉
- 小麦粉
- ベビーパウダー
まずは、比較対象のため、実際にコーンスターチを使った時のスライムの作り方から解説いたします。
それでは、いっしょにみていきましょう。
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コーンスターチがない時に代用できる粉を検証
結論を先に述べておきますね。
POINT
- 代用できる粉は『ベビーパウダー』です。
コーンスターチの役割は、洗剤を固めることです。
3種類の粉の中で、洗剤を固めることが出来たのは『ベビーパウダー』のみでした。
ただ、引っ張っても伸びはしません(^^; でも、固めることはできたので代用できるのではないでしょうか。
では、なぜ『ベビーパウダー』なのか? 検証結果を見ていきましょう。
最初にお伝えした検証に使った粉を、『片栗粉』、『小麦粉』、『ベビーパウダー』の順に、解説しますね。
代用が効くかどうか、を確認するための検証ですので、台所用洗剤を使ってなるべく簡単な作り方で進めます。
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まずは、コーンスターチを使った時のスライムを解説
まずは、スライムづくりに使う材料からお伝えします。
台所用洗剤 | 適量 |
---|---|
コーンスターチ | 大さじ3杯 |
それでは、作り方の説明です。とはいっても、わずか1ステップです。
1.コーンスターチに台所用洗剤を入れて混ぜる
粘り気が出てきたら、コップから取り出して手でこねてください。
洗濯のりを使っていないため、『垂らすと伸びますが、引っ張るとちぎれる』、そんな感じのスライムですね。
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では、3種類の粉を使って検証したいと思います。
片栗粉を使って検証
材料や分量、作り方は、コーンスターチの時と同じですから、上項を参考にしてください。
う~ん、なかなかスライムらしい固さになりません(^^;
微調整してみましたが、片栗粉だと液状化の状態、あるいはソフトクリームのようにふんわりするかのどちらかになりそうです。
片栗粉は、代用できそうにないですね~。
次に、小麦粉を使ってみます。
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小麦粉を使って検証
こちらも作り方や分量は、コーンスターチの章を参考にしてください。
いろいろと洗剤を足したり、こちらも、片栗粉と同様、微調整してみましたが、どうやってもスライムっぽくなりませんね(^^;
少し粘り気が出ますが、これは小麦粉のグルテンが作用しているのだと思います。
最後に、ベビーパウダーです。
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ベビーパウダーを使って検証
使ったベビーパウダーはこちらです。
そうして、洗剤と混ぜて出来たスライム画像です。
3種類の中では、一番コーンスターチに近い完成度です♪
片栗粉や小麦粉がひと固まりにならなかったのに対して、ベビーパウダーは固まりました。
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表にまとめると、次のような結果になりました。
片栗粉 | × |
---|---|
小麦粉 | × |
ベビーパウダー | 〇 |
ただ・・・、ベビーパウダーがあるご家庭も限られていますよね(^^;
おそらくどのご家庭にもある片栗粉や小麦粉が代用できなかったことは、少し残念な結末ですが、コーンスターチの代用になる粉は、『ベビーパウダー』という検証結果になりました!
ここまでコーンスターチを使ったスライムの作り方について解説してきました。他にもたくさんの種類を解説している記事があります♪
スライムに関することならこのサイトにおまかせ! はじめての方でもバッチリ作れるようにわかりやすく解説しました。ホウ砂なしの作り方も詳しく解説しているので、ぜひ確認してみて下さいね~。…
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まとめ
ここで、今回の記事をおさらいしておきましょう。
スライムを作るときに必要なコーンスターチが無い時に、代用が効く粉は、
ベビーパウダー
という実験結果になりました。
ベビーパウダーも無ければ、結局は買ってこないといけないかもせんね。
わが家の子供は、小学生と幼稚園なので、ベビーパウダーもなく、コーンスターチを買って使っています。
どちらも、200円~300円程度で買えるものですので、無理に片栗粉や小麦粉は使わないほうがいいかもしれませんね!