うさぎを飼っていると体が汚れることがありますよね。

特にケージの掃除をして置かないと体も汚れやすいです。

先日、うさぎを買っている実家の母から質問されました。

おばあちゃんにこにこ

ウサギってお風呂に入れてもいいのかしら?

お兄さん悩む

う~ん、どうなんだろう? よくわからないから調べてみるね




汚れた体のまま放っておくと衛生的によくありませんが、何よりうさぎがかわいそうですよね。

そのため汚れた体を洗うためにうさぎをお風呂に入れようと考える人も多いでしょう。

そこで、「うさぎをお風呂に入れてもいいのかどうか?」、そして「うさぎのお風呂の入れ方」について紹介していきます。

知識がないままうさぎをお風呂に入れることは危険なので、うさぎを飼っている方は覚えておきましょう。


スポンサーリンク

うさぎはお風呂に入れてもいいの?


うさぎは水に弱いからお風呂に入れると死んでしまうという噂を聞いたことある人もいるでしょう。

これは半分正解で、半分不正解というのが正しいです。

うさぎは体が小さいので体温が下がりやすいという特徴があります。

急激に体温が低下をすると風邪を引いたり最悪の場合は死んでしまうということです。

このように冷たいお風呂に入れると危険性がありますが、温かいお風呂に入れると問題ありません。

うさ子ニコ

温かいお風呂で、耳に水が入らないようにしてね♪

お兄さんニコニコ

うん、気をつけるね!


でもうさぎをお風呂に入れると少なからず危険性があるから、なるべく入れたくないという方もいるでしょう。

ではうさぎをお風呂に入れるタイミングとはいつなのでしょうか。


スポンサーリンク


うさぎにお風呂は必要?


うさぎをお風呂に入れるタイミングは体毛にニオイが付いてしまった時です。

うさぎをケージで飼っていると体にフンが付いたり、おしっこが体に飛んでしまう時があります。

こういった体の汚れを落とす時にはうさぎをお風呂に入れる必要があります。

それ以外のニオイがするなどという理由ではお風呂に入れる必要はありません。

そもそもうさぎは汗をかかないのでそこまでニオイが気になることがなく、またうさぎ自身が毛づくろいをして体の清潔さを保ちます。

うさ男ニコ

汗はかかないから、汚れを落とすときに洗ってね(^^♪

おばあちゃんにこにこ

そうなんだね、汗はかかないんだね


このように体の汚れ以外では基本的にうさぎを入れる必要はありませんが、どうしてもニオイが気になるという人もいると思います。

そんな方はうさぎをお風呂に入れる安全な洗い方について抑えておきましょう。

洗い方と湿度や温度


うさぎをお風呂に入れる時の温度は40℃前後、湿度は40~60%がベストな環境です。

うさぎの体温は38℃程度と言われているのでそれより少し熱いくらいですね。

湿度に関しては70%を上回るとうさぎが体調を崩してぐったりするので気を付けておきましょう。

そしてうさぎの洗い方ですが、洗面器に40℃くらいのお湯をうさぎが座った時にお尻がつかるくらいに入れます。

そして汚れている部分のみをピンポイントでサッとふき取りましょう。

この時に余計な部分も洗ってしまうと体温が低下する可能性があるので注意が必要です。

またお湯だけで汚れが落ちない時はうさぎ用のシャンプーを使うと落ちます。


無事汚れを拭き取れたら、タオルで体毛の水気を取ってあげましょう。

体毛の深くまで乾かしてあげないと体温低下の原因になるので入念に乾かしてあげてくださいね。

以上がうさぎの洗い方になりますが、うさぎが嫌がって暴れる可能性もあります。

暴れる時はどうしたらいいの?


うさぎが暴れる時はお風呂に入れず40℃くらいの水で汚れをふき取るのみにしましょう。

うさぎをお風呂に入れた時に暴れているのに無理やり入れてしまうと、せっかく築き上げた信頼感が失われるかもしれません。

また無理やりお風呂に入れると、耳などの余計な部分に水がかかってしまい危険です。

うさぎの安全性を第一に考えて体を洗ってあげましょう。

お風呂に入れる頻度

紹介したようにうさぎは基本的に自分で毛づくろいをして清潔性を保っています。

飼い主が体の汚れをケアする必要がないので、お風呂に入れる頻度も1~3カ月に1回で十分です。

ケージをきれいに保っているとそこまで汚れることがないので、その場合は3カ月以上に1回でも大丈夫です。


スポンサーリンク


お風呂に入れる動画をご紹介

ここではうさぎをお風呂に入れている動画を紹介しています。

お風呂の入れ方を知識として知っておくだけではイマイチ分からないと思うので、実際にうさぎを洗っている動画を見て参考にしてください。

こちらは獣医師と相談してうさぎをお風呂に入れている動画です。

洗い方も工夫していますが、洗った後の乾燥を丁寧にしています。

やはりうさぎをお風呂に入れるのは乾かすことが大事ですね。

こちらの動画ではお風呂に入れられたうさぎが暴れています。

自分が飼っているうさぎが水を嫌いという場合は参考になるでしょう。

以上2つの動画を紹介しましたが、YouTubeには他にもうさぎをお風呂に入れている動画を配信しています。

ただうさぎの全身を洗っていたり、お風呂にどっぷり使っている動画が多いです。

これらの行為はうさぎの体温が低下し、死の危険性があるのであまり参考にしない方が良いかもしれませんね。

ところで、お風呂の入れ方が分かったところで、抱っこの仕方も大切マスターしてしまいましょう~。

こちらに詳しく解説させて頂きました。


あわせて、ご覧になって頂けると嬉しいです♪


スポンサーリンク


まとめ

うさぎは基本的に自分で毛づくろいをして、きれいな体を保つのでお風呂に入れる必要はありません。

ただ体毛にフンやおしっこが付く時もあるので、この時はお風呂に入れてあげましょう。

お風呂に入れる時の注意点は、40℃くらいのお湯をうさぎが座って時にお尻が浸かるくらいに入れることです。

そして汚れている部分のみを洗って、しっかりと乾かしてあげると死亡の危険性もありません。

せっかく愛情を持って育てたうさぎを死なせてしまわないためにも覚えておきましょう。

当サイトでは、この記事以外にもウサギに関することをたくさんご紹介しています。


飼い方から寿命や性格といった習性に関することまで、まとめている記事があります。



数え方などの、雑学に関することもありますので、ぜひご覧になってくださいね♪