パパ~、雲ってどうしてできるの?
雲は、水が凍りになってチリと混ざって出来るんだよ
ぜんぜんわからなーい
じゃあ、ペットボトルで雲を作る実験をしてみよう!
ホント!やったー
お子さんから「曇ってどうしてできるの?」と一度は聞かれたことがありますよね~。
保護者でもなかなか答えられませんよね(^^;
そんな時は、簡単にペットボトルの中に雲を作ることができますので、実験してみるとわかりやすく解説できます!
記事後半は、雲ができる原理についても解説していますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね♪
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雲の作り方
必要な道具も少なく、超簡単な実験ですが、身近なお子さんの疑問に答えられる実験ですよ!
必要な道具と材料
必要な道具と材料はこちらになります。
- ペットボトル
- 計量カップ
- ライター
- 蚊取り線香
作り方手順
作り方もとっても簡単♪ ペットボトルの中にお湯を入れて、蚊取り線香の煙を入れれば準備完了です!
ペットボトルにぬるま湯を入れます。
ぬるま湯を入れたペットボトルに蚊取り線香の煙を入れていきます。
煙をたっぷり入れたらペットボトルの蓋をしっかりと締めます。
ペットボトルを潰してから一気に離すと、中に白い雲が出来上がります。
わあー、ホントに白くなって雲ができた♪
そうでしょ、空に浮かんでいる雲と同じ原理でできているんだ
ふーん、もう少し詳しく教えてほしいなぁ~
そうだね、いいよ!
このように、空に浮かんでいる雲はペットボトルを使って簡単に再現することができました♪
ただ、どうしてつぶしたペットボトルを急に離すと中が白くなるのかわかりませんよね。
次の章で詳しく解説させて頂きますね。
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雲ができる原理
雲ができる原理を知る前に、まずは、雲の正体を知っておく必要があります。
- 小さな氷の粒
- 空気中のチリ
実験に例えると、「小さな氷の粒」がぬるま湯の湯気で、「空気中のチリ」が蚊取り線香の煙ということになります。
雲の正体が分かったところで、雲ができる原理を解説させて頂きますね。
ポイントは次の2点です!
- 空気には水が含まれている!
- 空気は気圧が下がると(空気が薄まる)温度が下がる!
【空気には水が含まれている】
「空気のどこに水があるの?」と思っちゃうかもしれませんが、空気中にも目には見えない小さな水の粒が存在します。
梅雨の時期は空気がジメジメしていますよね。これは、空気中の水分が多くなって、湿度が上がっているためです。
【空気は気圧が下がると(空気が薄まる)温度が下がる】
空気は上空に行くほど、少なくなって温度が下がります。
富士山の頂上ともなると、地上よりも空気が薄くなって、息苦しくなるのはそのせいです。
また、気温も下がって寒くなります。
この二つの条件が重なって、雲ができるのです。
つまり、
空気中の水分が、上空では気温が下がって氷に変化します。その時、空気中のチリも取り込み白くなります
という原理です。
空気中には水分があって、上に行けば行くほど気温が下がるという点がポイントだよ
ふーん、ペットボトルを急に離すと気圧が下がって温度も低くなるから、湯気が氷に変化するんだね
そうだね、ペットボトルの中で気圧と温度が変化してるんだ
勉強になったよ! ありがとうパパ(^^♪
えっへん(^^)
ペットボトルで雲を作る実験と、雲ができる原理を解説してきました。
気圧と温度の関係は難しいかもしれませんが、ペットボトルを使えば感覚的にわかるのがいいですね。
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雲ができる仕組みが間近で感じられるので、夏休みの自由研究などにも良いと思います!
ぜひご参考になさってくださいね。