伝言ゲームは、小さな子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、年齢を問わずに楽しめるので、だれでも一度は遊んだことがあるのではないでしょうか。
ルールも簡単で、わいわい楽しめて盛り上がりますよね。
しかし!ルールは簡単ですが、いちばん頭を悩ませるのが「お題」選びです。
お題がなかなか浮かばない・・・と悩んでここにたどり着いてくれたあなたのために、この記事では、いろいろなお題を具体的に紹介しています。
楽しい伝言ゲームになるように、役立ててください。
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ルール説明
「ルールぐらい知ってるよ~」という声が聞こえてきますが、確認の意味で基本ルールを簡単におさらいしておきましょう~。
グループの先頭の人から、お題の言葉(文章)を次の人へ耳打ちし、また次の人へと、順に最後の人まで伝えます。
図式にするとこのような感じです。
わかりやすく、一人づつ少し間違えています。
「パパのおならは世界一くさい」が「ママの靴下は日本一くさい」に変わっていますよね。
このように最後の人まで伝わったら、先頭の人が最初に伝えた言葉がどれだけ正確に伝わっているかどうかを楽しむ遊びです。
ひとつのグループでも楽しめますが、同人数の複数のグループで正確に伝えることを競い合うのが一般的です。
簡単な文章なのに、意外なほど正確に伝わらないんですよね。意味不明な結果にドッと笑いが起きて盛り上がります。
先日子供会でやっと時は、「校長先生、絶好調」というダジャレ風のお題が、「校長先生は校長」といった感じに変化して、面白かったですね~。
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お題
年齢に合わせて、文の長さを変えたり覚えにくい内容にして難易度に変化をつけるのがおすすめです。
文章だけでなく、「絵」の伝言ゲームも紹介しますよ~。
幼稚園
幼稚園児などの小さな子どもには、文章ではなく「単語」がおすすめです。1つだと簡単すぎるので2~3つの単語の組み合わせがいいですね。
使うのは知っている言葉、身近な言葉にするのがポイントです。だじゃれなんかもいいですよ。
題材は、「動物」「家族」「食べ物」「絵本やアニメ」に登場するキャラクターなどがおすすめです。
- たんぽぽ
- さくらがさいた
- はなびがきれい
- ラクダとライオン
- カラスはしろい
- スキップとジャンプ
- イチゴがのったケーキ
- ドラえもんはピンクいろ
- ふとんがふっとんだー
- パパのおなかはポニョポニョ
- おにのパンツはみずたま
聞いた単語から、別の単語を連想させて伝えちゃうんですね。
りんごと言われたけど、わたしはいちごのほうがすきだな~と頭に浮かんで、「いちご」と伝えちゃったり(笑)
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小学校
小学生になると、似ていて間違いやすい単語を入れたり、あえてありえないことをネタにする、先生の名前を含めた内輪ネタも盛り上がります。
学年によって難易度が変わりますから、低学年のうちはあまり長くならないように注意し、高学年ならややこしい文章にするなどで難易度をあげてください。
- お母さんが寝ながらリンゴをむいた
- パパのおならは臭くてかわいい音
- カツオとコナン君がしずかちゃんに告白した
- たまごをゆでる孫が、まごまごしてゆでたまごゆですぎた
- カラスがガラスのグラスのかけらをくわえかけた
- 公園でライオンとレスリングをする〇〇先生
- 斎藤君と佐藤君が佐々木君より先にサッサと砂糖を買った
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面白い
お題だけで笑える、面白いネタがほしい!というときにおすすめなのが、「お題も参加者に作ってもらっちゃう」ことです。
「いつ」「どこで」「だれが」「なにをした」の4種類を参加者に紙に書いてもらいます。
ここで書くのは、普通の文章でも面白い文章でも何でもOKです。(「だれと」を追加すれば難易度アップ)
それぞれを種類ごとに箱や袋に入れたら、「いつ」から順にひとつずつひいたものをそのままお題にしてしまいましょう。
みんなの書いたものがバラバラに組み合わされるので、必然的にありえないシチュエーションの文章ができあがりますよ~。
例えば、「昨日」「地下鉄のホームで」「安倍晋三が」「ほふく前進をした」なんて文章になります。
悩まずに、面白いお題が作れるなら一石二鳥ですね。
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絵
続いては、「言葉」で伝えるのではなく、「絵」で伝える伝言ゲームもおもしろくておすすめです。
前の人が書いた絵を見て、何の絵か予想して絵を描きます。それを次の人に見せるというのを繰り返します。
ルールは同じですが、「絵を描く時間は30秒」「絵を見る時間は10秒」などと、参加者に合わせた制限時間を決めるといいですね。
定番の題材ごとに紹介します。
- うさぎ
- パンダ
- ねこ
- きりん
- ぞう
- へび
- ワニ
- イルカ
- あらいぐま
- カンガルー
- チーター
- オランウータン
- ぐでたま
- アンパンマン
- ドラえもん
- ミッキーマウス
- スーパーマリオ
- ピカチュウ
- おにぎり
- だんご
- アイスクリーム
- ぶどう
- とうもろこし
- ハンバーガー
- スパゲッティ
- カステラ
- めがね
- はさみ
- ぼうし
- えんぴつ
- トイレットペーパー
- テレビ
- アイロン
- 東京タワー
- 自由の女神
- ピラミッド
- 掃除機
見ているときは描けると思うんですが、いざ描こうとすると、「なんだっけ・・・?」ってなりますよね。
人の記憶って本当にあいまいですね~。
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難しい
お題は「長文」になればなるほど難しくなります。
伝えたいのに伝えられない「早口言葉」も難易度があがりますよ。
わたしが個人的にすきなのは、注文のお題です^^
- りんごごぼううなぎギガ使い放題
- インターネットカフェフェイスブックくまのプーさん
- キツツキ 木突き中 きつく木に頭突きし 傷つき 気絶し 木突き続けられず(きつつききつつきちゅうきつくきにずつきしきずつききぜつしきつつきつづけられず)
- 鹿もカモシカも鹿だが、しかしたしかアシカは鹿ではない(しかもかもしかもしかだが、しかしたしかあしかはしかではない)
- ゴルバチョフの子、コゴルバチョフ。コゴルバチョフの子、マゴゴルバチョフ。マゴゴルバチョフの子、ヒマゴゴルバチョフ
- 塩とんこつスープ濃いめ背あぶら増し麺かため味玉とネギ追加で
- トールアイスライトアイスエクストラミルクラテ(トールサイズの「アイスラテ」氷少なめでミルク多めの意味)
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高齢者
高齢者の脳トレにも最適な伝言ゲームですが、一般的な「耳元で口頭で伝える」というのが、聴力が低下しているため、聞き取りにくい方も少なくありません。
でも、大きな声で言ってしまってはゲームにならないので、工夫が必要です。
- まずは頑張って小さな声でやってみる
- 難しいようだったら糸電話を利用する
- 耳が難しいときは紙に文字で書いて伝言する
高齢者の場合も、身近なこと、知っていることをテーマに、短めがおすすめです。
題材は、「日常のこと」「昔話」「歌謡曲や演歌の歌詞」「有名人の名前」などがおすすめですね。
- 桃から生まれたのは桃太郎
- 金太郎が着てるのは腹掛け
- 上を向いて歩こう涙がこぼれないように
- 畑に大根と白菜を植えました
- 「オレオレ」と電話が来たら詐欺です
- 豆腐と牛乳とビールを買いました
- 若大将は加山雄三
- 孫、ひ孫、玄孫(やしゃご)、来孫(らいそん)
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まとめ
この記事では、伝言ゲームのお題を紹介しました。
ひとつの例題の単語を変えるだけで無限に作ることができるので、アレンジして活用してください。
聞いたことを正しく伝えるって簡単そうで思った以上に難しい!
人間の記憶って覚えた「つもり」なだけで、あいまいでいい加減なんですね~。
「正しく伝える力」と「正しく聞く力」を養うためにビジネス研修で伝言ゲームを利用する会社もあるそうですよ。
遊びって大事だなぁ~と思いましたので、遊びも真剣に!をモットーに、これからも遊ぶときは本気で遊びます!
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