前回、服にスライムがついた時の落とし方を記事にしてきました。

思いのほか好評でしたのでカーペットや絨毯、さらには布団についた時の取り方もご紹介したいと思います。

もちろんご自宅で洗濯はできませんが、基本的にこの3つは共通の手順で取ることが出来ます。

スライムはよっぽど固くない限り、手で持っていると引力に負けてたら~っと床に落ちしてしまいますよね~。

運よくフローリングに落ちればいいものの、カーペットや絨毯、布団の上だと、ママさんが大慌てすること間違いありません!

お姉さん困る

自分でちゃんと取りなさいよね!


以前、わが家では子供自身に掃除させようとしましたが、塗れたタオルで広範囲に拭いてしまったものだから、被害が拡大してしまいました(^^;

子供にはまだ難しかったようです。

結局、私や妻がカーペットのスライムを取ったのですが、コツさえつかめば簡単に落とすことが出来るんですね♪

このように、べっとりついてしまったとしても、落ち着いて対処することで、



このように、何事もなかったかのように元通りにすることが出来ます。



今回は、その時の様子を再現して、カーペットや絨毯についたスライムの取り方を解説しようと思います。

前半は柔らかい状態のスライム、後半は固くなったスライムの取り方の順番でお伝えしていきます。

それでは、最後までお付き合いいただけると嬉しいです!


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カーペットや絨毯、布団についたスライムの取り方

手っ取り早く取り方が知りたい方は、次の2点だけでも覚えておくとよいと思います。

  • 柔らかい状態

タオルにお湯をつけて、根気よくトントンするだけで取ることが出来ます。

  • 固くなった状態

まず、酢水で固くなったスライムを柔らかくして、その後に取っていきます。

(お酢は水素結合したゲル状のスライムを、元の材料(ホウ酸と洗濯のり)に分解する作用を持っています)

シミが残るようなら漂白剤と重曹を混ぜた液体で目立たなくすることが可能ですよ。


今回、記事を作成するために、あえてカーペットにスライムをつけて実演することにしました。

その時の様子を動画に収めましたので、まずはこちらからご確認くださいね!

取り方の手順や、だんだんカーペットがキレイになっていくのがよくわかると思います♪



では、画像を使ってより詳しくポイントや取り方をみていくことにしましょう~。

  • 柔らかいスライム
  • 固くなったスライム

この順番で解説していきます。


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柔らかい状態のスライムの取り方

カーペットや絨毯にこぼして時間がたっていなければ、取るのは簡単です。

こんな風にあえてべっとりつけてみました。



でも、柔らかいうちは簡単に固形物を取ることが出来てしまいます。

タオルやティッシュペーパーにお湯を含ませ、ササッとぬぐい取ってしまいましょう。



もし、シミがついていたとしてもこの状態ならタオルを少し濡らして、トントン叩いてあげれば、次第に色が取れていきますよ。



ほら! こんなに元通りになっちゃいました!



POINT

カーペットを拭く時は、次の二つのポイントを覚えておくといいと思います。

  • 網目の流れに沿ってぬぐう

逆方向に拭いてしまうと毛先が傷んでしまうかもしれません。

  • ゴシゴシ拭かない

力を入れすぎてしまうとシミが広がって被害拡大! なんてことになってしまいます。


労わるように優しく拭いてあげるのがいいんですね~(^^♪


次に、固くなったスライムの取り方を解説いたします。


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固くなったスライムの落とし方

こぼしたスライムが少量なら、もしかすると気づかずにそのまま放置されてしまうかもしれません(^^;

三日もすれば、水分が完全に飛んでカチンカチンに固まってしまいます。



乾燥したスライムを再度みずみずしくするのには、お水につけて放置しておけば回復はするのですがカーペットだとそうもいきませんね。

水につけっぱなしにすることはできませんからね~(^^;

そこで、酢水の登場ですっ!

酢水はスライムを分子構造から分解しますので、洗濯のりの状態に戻してくれるんです。

お姉さんニコニコ

まあ、なんて頼もしいんでしょう!


そうです、まさにママさんの味方ですよね~。

POINT

【酢水の作り方】
簡単に酢水の作り方を説明しておきます。

必要な材料

  • お湯あるいはお水:500ml
  • お酢:15mi(大さじ1杯)


作り方は、ボールにお湯とお酢を入れてかき混ぜるだけです。


水というよりも酢湯(?)のほうがいいと思いますが、タオルに含ませてスライムの上にしばらく置いてください。



すると、和らなくなりますので、トントン叩いて取ってください。

こんな風にスライムがついていたところが、薄くなっているのがわかりますよね。




さて、仕上げにカーペットについてしまったシミを抜いていきましょう~。


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カーペットや絨毯の染み抜き方法

でも、しばらく放置してしまったせいで、シミが残ると思います。

そのシミは、漂白剤(酸素系)と重曹を混ぜた液体で撃退しましょう!

1対1の分量で混ぜ合わせた液体をタオルにつけて、トントン気長にたたき続けてください!



だんだん目立たなくなってきますので、最後に水だけをつけて漂白剤を取っていきましょう~。

時間はかかりますけど、ほとんど気づかないくらいに落とせるはずですよっ♪



※放置期間が長く、また白いカーペットや絨毯だと跡が少し残ってしまうかもしれません。

何事も、早く処理するのが一番ということですね~。

ここまでスライムの落とし方について解説してきましたが、スライム自体の作り方もたくさんの種類を解説している記事があります♪

スライムの種類はとってもたくさんあります! 一番簡単な作り方から、ふわふわ伸びるスライムまでこれまで作った30種類以上のスライムを紹介しています!


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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はカーペットについたスライムの取り方を解説してきました。

簡単におさらいしておきましょう!

【柔らかいスライムの取り方】

  • お湯で拭うだけで取れます

【固くなったスライムの取り方】

  • 酢水で柔らかくした後、染み抜き処理をする

洋服と違って、丸洗いできないのがつらいところです。

何度、「シャワーで洗い流したい!」と思ったことかわかりません(^^;

スライムで遊ぶときはテーブルか、フローリングの上をオススメしま~す!

もし、カーペットについてしまった時は、どうぞこの記事を思い出していただけると嬉しいですっ♪